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📚本のきろく


20220907 川端康成【古 都】読書

xmas 川端康成の【古都】を読んだ。新潮文庫 286ページ 昭和36年(1961年)に朝日新聞に連載。1962年新潮社より刊行 昭和43年1968年文庫本発行。2022年5月新版発行。ノーベル文学賞受賞大賞作品。

 前回読んだ対談集の、紹介本を読みたくなって読んだ。50年ほど前に読んだ記憶がある。
しかし、今の本と違って、情景描写が実に綺麗だ。文章が綺麗な事に引き付けられる。

 双子姉妹の物語で、片方は捨て子とされたが裕福で幸せに、もう片方はそのまま親元で育つが、小さい頃に両親を亡くし、労働を余儀なくされ山の奥での間借りの生活。二人は祇園祭で偶然にも出会う。苗子はずっと姉を探していた。千恵子は自分にそっくりな娘を見た。
 最後の方で二人で話している中で、千恵子が苗子に言った。「さいわいは短うて、さびしさは長いのとちがいまっしゃろか。」と。

 そして京の町の年中行事やその土地の名所・風物を紹介しながら進行していく。
最後は、姉妹にとってどちらが豊かと言えるだろうか、と問いかけている。

 約50年前に買った【日本文学全集】全43巻と文章の中身を比較しようとしたが、この全集の14巻の川端康成の中には【古都】は載っていなかった。ちょっと残念だった。
・・こんな本は不要の産物となっているようにも思えるが、今となっては「心の糧」として大事に保管している。まだ美品だ。

双子姉妹の千恵子(主人公)と苗子、父の太吉郎、母のしげ、幼なじみの真一、その兄の竜助、宗助、その子秀男、他
①春の花 ②尼寺と格子 ③きものの町 ④北山杉 ⑤祇園祭 ⑥紅の色 ⑦松のみどり ⑧秋深い姉妹 ⑨冬の花

①~③は、④~⑤は ⑥~⑧は ⑧終り頃~⑨は と季節も流れている。
解説に当時の昭和43年に山本健吉氏、令和4年に綿矢りささんが書いている。そして、昭和37年に本人のあとがきも載っていて、東山魁夷から北山杉の絵を貰った事も書かれている。貴重な本だ。

 いや~、美しい文学だった。 95点。 100点でも良いのかな?
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プロフィール

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ニックネーム  よしくん
HPを作成して15年目。
自分が生きてる証みたいになりました、このホームページ。
もっと、いろんな人に見て頂きたいのですが、面白くないからだろうと思います。
が、見てください。そしてコメントもね。
性別
男の男です。
血液型
ヒミツですが、Aです。
生年月日
ヒミツですが、11月25日生まれです。
現住所
福岡市です。
所在地
360度 風景が楽しめる丘の上のログハウス。
職業
ヒミツですが、65歳過ぎてもまだ会社員です。
自己紹介
別に大したことはありません。
おだてに乗りやすいタイプだと思います。
香椎小学校、多々良小学校、多々良中学校が好きです。
趣味
絵画、山登り、自転車、ウォーキング、御朱印収集、ウクレレ、夫婦喧嘩 
です。
SINCE 2011.09.07 大安
絵画仲間のHPを見て、私もできたらな~~と思っていたら、アドバイスを受けてこのホームページを作成しました。

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