📚本のきろく
2019年5月6日 東野圭吾 【さまよう刃】 読書
角川文庫 499ページ 2004年単行本刊行 2008年文庫本化。長編ミステリー小説。
15歳の娘が不良少年たちに拉致され、レイプされ薬を打たれ殺されて川に捨てられた。そしてその行為をビデオカメラで撮影し、テープを保管している。そのようなテープが他にも沢山ある。こんな惨い事をされた親はたまらない。犯人たちを殺したくなるのは当たり前だ。
この小説が書かれる以前に、この日本で同じような事件があった。連続幼女殺害事件、家にはその様子が録画されたテープが沢山あってそれを見て他の犯罪も判明したという事件だ。被害者は泣き寝入り。又は自殺し、だから犯人が捕まらない。思い出すのも気持ち悪い。
私も今までにこの様な事がもしも自分にあったら、犯人を殺す、又は出所してきたら殺すぞと思っていた。こんなに悔しい事はない。
この小説では、娘の復讐で犯人の一人を殺し、二人目の犯人を捜す親の気持ちに同情し賛同する声が多い。担当の刑事も、捕まる前に犯人に復讐に成功してもらいたいと願う気持ちがあり、犯人の動向を復讐しようとする父親に情報を提供する。
少年法で捕まってもすぐに出所してくる。殺された方の家族は一生をダメにされているのに理不尽ではないか。少年法の壁は加害者を守る。そして殆どすべての法は被害者に対して冷酷だ。
更生とか社会復帰とかを目的にしたもので、被害者の無念さは反映されていない。子供の命を奪われた親に、犯人たちの将来を考えろというのは、あまりにも酷である。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。
いろいろな人たちの、それぞれの思い、建前と本音、法とは何か、心が、考えが、さまよう。刃となって。
うん、良いミステリー小説だった。考えさせられた。素晴らしい。95点。

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プロフィール
- ニックネーム よしくん
- HPを作成して15年目。
自分が生きてる証みたいになりました、このホームページ。
もっと、いろんな人に見て頂きたいのですが、面白くないからだろうと思います。
が、見てください。そしてコメントもね。
- 性別
- 男の男です。
- 血液型
- ヒミツですが、Aです。
- 生年月日
- ヒミツですが、11月25日生まれです。
- 現住所
- 福岡市です。
- 所在地
- 360度 風景が楽しめる丘の上のログハウス。
- 職業
- ヒミツですが、65歳過ぎてもまだ会社員です。
- 自己紹介
- 別に大したことはありません。
おだてに乗りやすいタイプだと思います。
香椎小学校、多々良小学校、多々良中学校が好きです。 - 趣味
- 絵画、山登り、自転車、ウォーキング、御朱印収集、ウクレレ、夫婦喧嘩
です。 - SINCE 2011.09.07 大安
- 絵画仲間のHPを見て、私もできたらな~~と思っていたら、アドバイスを受けてこのホームページを作成しました。
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