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📚本のきろく


2019年4月8日 東野圭吾 【時生】 読書

●東野圭吾の【時生】を読んだ。
講談社文庫 533ページ 2002年単行本刊行 「トキオ」を「時生」に改題して2005年文庫本化。買えば488円。
ミステリー長編小説。
 主人公の宮本拓実と妻麗子の子供が「時生」。遺伝のキャリアを持つグレゴリウス症候群の時生。この病気のキャリアを持つ親戚からの遺伝の確率は、男女で男が遺伝するので50% その男での遺伝率は50%、なので確率は25%。子供は持たないと思っていたが、つい出来てしまい産む。中学生になってから時生は発症し、しだいに植物人間になり死んでしまう。子供は幸せだったろうかと自責する。

 親の拓実が20年前にトキオという青年(実子とは知らない)に出会ったことを妻に話す。不思議な話だがその話を聞いて、妻もその青年に出会ったことを思い出す。 トキオは情けない親に協力し、将来に向けた道筋を知らせていく。でも歴史は変えられない。

 最後の方で20年前に、トキオが父の拓実にいう台詞。少し長いが記す。
「好きな人が生きていると確信できれば、死の直前まで夢を見られるってことなんだ。あんたのお父さんにとってお母さんは未来だったんだ。人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ。どんな短い人生でも、たとえほんの一瞬でも生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。あんたに言っておく。明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。それさえあれば人は幸せになれる。それを教えられたから、あんたのお母さんはあんたを産んだんだ。それをなんだ、あんたはなんだ、文句ばっかり言って。自分で何かを勝ち取ろうともしないで。あんたが未来を感じられないのは誰のせいでもない、あんたのせいだ。あんたが馬鹿だからだ。」 ・・ と。

 そして、20年前の世界から離れる時、トキオは父の拓実に言った。「俺は十分に幸せだったよ。生まれてきてよかったと思っている。」・・と。 そして、1079年7月11日のトンネル史上最大事故の、日本坂トンネル火災事故を機にトキオはいなくなる。そして、青年(トキオ)に交通の邪魔をされて、トンネル入り口で止まったおかげで命拾いした今の妻、麗子と知り合う事になる。

 いや~~、洋画のバックトゥーザフューチャーを思い出すが、この小説はコミカルではない。やはり最後の方では涙を流しながら手を挟んだ(は3だ)。いや、読んだ(4だ)。
 いや~~、良かった。東野のこの様な小説は初めてだ。 90点。
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プロフィール

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ニックネーム  よしくん
HPを作成して15年目。
自分が生きてる証みたいになりました、このホームページ。
もっと、いろんな人に見て頂きたいのですが、面白くないからだろうと思います。
が、見てください。そしてコメントもね。
性別
男の男です。
血液型
ヒミツですが、Aです。
生年月日
ヒミツですが、11月25日生まれです。
現住所
福岡市です。
所在地
360度 風景が楽しめる丘の上のログハウス。
職業
ヒミツですが、65歳過ぎてもまだ会社員です。
自己紹介
別に大したことはありません。
おだてに乗りやすいタイプだと思います。
香椎小学校、多々良小学校、多々良中学校が好きです。
趣味
絵画、山登り、自転車、ウォーキング、御朱印収集、ウクレレ、夫婦喧嘩 
です。
SINCE 2011.09.07 大安
絵画仲間のHPを見て、私もできたらな~~と思っていたら、アドバイスを受けてこのホームページを作成しました。

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